現在、北の住まい設計社では「小屋(仮称)」を製作中です。 ちゃんとした名前すらまだ決まっていない状態ですが、現在進行中の1棟目製作の様子をご紹介していきます。
構造材には、長い間使えずにいた古いものを。 規格材を仕入れてしまえば簡単で手間も少ないですが、残したままではもったいないという思いで。
土台も家具の工場で製作。 家具職人は家具の精度(0.05mm〜0.1mm単位)に慣れていますから、精度の高い建物になるでしょう。
本当になんでもこなす職人です。
メインの担当者に抜擢されたのは、入社4年目の職人。 木取りを経験した後、現在は家具製作を担当しています。 自宅を自ら改装した経験や、前職の経験も生かしてくれるだろうという期待からの選抜でした。
大工さんともコミュニケーションをとりながら、着実に加工を進めていきます。
一方、現場(ショールーム前庭)では基礎工事が進みます。
基礎屋さんの圧倒的な手仕事。
カットを終えた部材を、天乾庫でパネルに組み上げていきます。
初めて使う道具にもすぐに慣れた様子。暑い日が続く中、期待以上の仕事ぶりを見せてくれました。
難関だったのは土台の搬出。古い校舎をほとんどそのまま使い続けているため間口が狭く、やっとの思いで関門を突破。
ここで活躍したのは梱包や配達を任されているスタッフ。 家具の搬入で培った経験や勘で、的確な指示を出してくれます。
重機も出動。
なんとか積み込むことに成功しました。
前庭に、しっかりとした土台が現れました。 続きはまた後日お伝えします。