GOOD NEWS PRESS by KITANOSUMAI SEKKEISHA

つくり手インタビュー① 1000台のエクステンションテーブル

北の住まい設計社のモノづくりの現場から、つくり手を紹介していきます。
今回はブログなどでも登場している職人「小柳さん」。
エクステンションテーブルクラシックを専門のように手がけて製作しています。

旧校舎の工房から離れた場所にあるB工房で。インタビューに答える小柳さん。

−入社した年はいつですか
38歳のときだから、1995年かな。

−入社する前はどのようなことをされていたんですか?
前職は他のメーカーで家具を作っていました。そこに入ったのは33歳のとき。その前は実家の仕事を手伝ったり、自転車で旅したり。

−自転車で旅?
家業の雲行きが怪しくなってしまったときに、自分の好きなことを一回やろうと思って、自転車で日本一周しました。

−日本一周ってすごいですね
実は元々、競輪のプロを目指していたこともあって。そのときまだ未成年だったから、親の承諾が得られず断念したんだけど、、。
アマチュアで登録してずっと走ってました。

−職人になりたいと思ったきっかけはなんでしたか?
たまたま見た本である家具メーカーの特集を見たことがきっかけかな。そのときしてた仕事は長く続けたいことじゃなかったのもあって、家具がいいかなと。
その本に載ってたところは募集してなかったんだけど、職業訓練校で家具作りを学べることを知って。まずはそこに入ろうと思って調べていたら、交通費とかも出ると知って「どこでも大丈夫じゃん」と。それなら旭川だったら真ん中っぽいからどこにでも行けそうだし(笑)スキー場も近いし。それで旭川の職業訓練校(現在の高等技術専門学院)に入りました。

−北の住まい設計社を知ったきっかけは?
前職の家具メーカーにいるときに、職業訓練校の同期が北の住まい設計社にいて、声をかけてもらったのがきっかけ。やっぱり作ることが好きだから、1から全部作れるっていうのが一番の魅力で。

小柳さんが木で加工した愛用品。カッターの持ち手下部分と、時計は息子さんが使わなくなったものを。

−木工歴でいうと何年になりますか?
木工歴は訓練校に入った時からだから37年。
最近は物忘れも増えてきたから、チェックを多くするように心がけてる。やっぱり矩手(直角)が一番基本で重要だから、常に確認するようにしてる。

−やりがいを感じるときは?
やっぱり加工や仕上がりがうまくいったとき。いまだに次はもっとこうしようとか、改善点が見えてきて、完璧っていうのはなかなかない。だからこそ完璧にできたときはやりがいを感じるかな。

図面には細かな小柳さんのメモがびっしり。

−エクステンションテーブル、どれくらい作っていますか?
かなり作ってるよね。1000台は超えてるかな。

−難しいところは?
レールがスムーズに動かなきゃいけないから、やっぱり材料の反りに特に気を遣う。あと無垢材はひとつの樹種でも硬さが均一じゃない。同じように加工してても微妙にばらつきが出るから、そういうところが難しいかな。

使い込んだ道具たち。金槌は職人による手作りで、特に使いやすいという。

−北の住まい設計社の家具で一番好きな家具は?
ワンスラットチェア(現在は廃番)を家で使ってて、あれ座り易くていいよね。
あとは今も作ってるエクステンションテーブルクラシック。持ってはいないんだけど、いいよね。作りながらいいな、と思ってる(笑)あとは昔作ってたカップボードとかも使ってて、さらに使いやすいようにアレンジしたり。

−休みの日は何してますか?
休みの日は自転車でサイクリングロードを走ったり、キャンプに行ったり、ゴロゴロしたり。この間も妻と40kmくらい走った。天気が悪くなければ、できれば毎週乗るようにしたいね。キャンプも結婚してから毎年一回は行くようにしてたんだけど、去年は行けなくて。毎年行きたいと思ってる。

エクステンションテーブルクラシックの多くが小柳さんによるもの。お持ちの方がいたら、テーブルに貼ってある製作者シールの名前をぜひチェックしてみてください!

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