「NPO法人かしわのもり」の新たな拠点となる福祉施設「れんがの家」に家具を納品させていただきました。
「れんがの家」プロジェクトとは、日本財団による「日本財団みらいの福祉施設建築プロジェクト 2021」に採択されたプロジェクトです。かしわのもりは、地域福祉の拠点となる福祉施設をつくります。地域社会に開かれた魅力ある場所として認知され、まちづくりの核となる家を目指します。
https://kashiwanomori.jp/
元々あったレンガ造りの古民家を増改築した建物で、主な機能はデイサービスとカフェ。
随所に当社の家具を採用いただきました。
こちらはデイサービス利用者さんたちの憩いの場となるリビング。
撮影に伺ったこの日も、楽しそうに歓談する声が聞こえてきました。(撮影のご協力ありがとうございました)
「多様性」を表現するため、椅子のデザインや樹種・張地の色はバラバラでご依頼いただきました。
ここまでさまざまなタイプが集まることは珍しく、新鮮です。
奥には優しい色合いのStick Back Sofaも。
ダイニング・キッチンスペースにも、いろんな椅子が並びます。
レンガ造りの煙突も、元々あったもの。時間が作り出した風合いが、空間に深みをもたらしています。
こちらはカフェスペース。
Dining Table Shaker llと、Lilla Alandの組み合わせ。
こちらは「風除室」や「縁側」と呼ばれていた空間。大きな窓から光が降り注いでいました。
大きな丸テーブルはこの場所のための特注品、
小さな丸テーブルは「LIM Side Table」です。
外を見ながらお話し中。
2階に上がると、たくさんのPAS Stoolが並ぶワークスペース。
特別に設定にはないカラーリングを施して、カラフルに。
こちらのハイスツールも、この施設のためにデザインしました。
2階の一角には、スタッフさんのための個室も。
こちらの椅子「n’frame Arm Chair」は、生産は終了していますが、在庫がまだ残っている椅子。
座り心地に安定感があり、仕事をするのに適した椅子だと思います。(この椅子に座ってこの記事を書いています。)
まだ数脚残っているはずなので、気になる方はお早めにお問い合わせください。
この個室の窓からの眺めはこの通り。
鹿追町がある十勝地方は、「十勝晴れ」という言葉があるほどよく晴れた日が多い地域。(特に冬)
赤い屋根とレンガがよく映えます。
施設についての詳細はこちらから。
北の住まい設計社では、住宅はもちろん、ショップやカフェなどの店舗、今回のような施設まで、家具のご提案を行なっています。
家具にとどまらず、インテリア全般、建築、サインなどのグラフィック関係に至るまで、トータルでご提案・設計施工してきた実績があります。既製品では適わないものは、新たにデザインします。
是非一度、ご相談いただけるとうれしいです。