椅子のメンテナンス最終回です。
最後は椅子張り職人の手で椅子の命が吹き込まれます。
使い込まれた道具がかっこいい。
ピンと張ったナチュラルの革の白さが輝いて見えます。
メンテナンス前の状態と比べてみると、
↓before
↓after
さっぱりと若返りました。
↓before
↓after
飴色に育った革も魅力的ですが、新しい革の白さはより「大切にしたい」と思わせてくれる気がします。
木の色に対して革がまだ白っぽいので、最初は初々しさのようなものを感じますが、数年使っていくうちに馴染んでいくでしょう。
それによって、さらに家具に対しての愛着がわいていくように思います。
無垢の木やタンニン鞣しのヌメ革には「育てる楽しみ」があって、それが一番の魅力だと思います。
張替えは難しいですが、汚れを落とす程度ならご家庭でもできてしまいます。
家具のお手入れ、検討してみてはいかがでしょうか。
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