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Lilla Ålandカラーリング

Lilla Ålandカラーリング

先日、Lilla Ålandのカラーリングの作業を撮影することができました。

この塗装は、2回塗って仕上げます。この日は1回目の塗り。

まずは脚、そして裏面と塗っていきます。

台を回転させながら、塗りムラが出ないようにくまなく。

裏を塗り終えたら、ひっくり返して背もたれと座の表面を塗っていきます。

丸棒は、角材よりも高い技術が要求されます。というのも、角材だと面ごとに塗っていけますが、面の境のない丸棒だとそうはいきません。

しかもこの椅子のように狭い間隔で丸棒が入り組んでいると、内側まで均一に塗るのは経験が必要です。

一通り塗り終えたら、ぐるっと確認をして、1回目終了。

ガンスプレーでの塗装はさっと終わるイメージをお持ちの方も多いかもしれません。
ところがこの塗装は、目を凝らしてやっとわかる程度の吹き付け量で少しずつ、塗り重ねていきます。
そのため時間はかかりますが、塗りムラのない均一な仕上がりになります。

About The Author

北の住まい設計社デザイナーShiroura
1995年帯広生まれ。家具(またはギター)職人を志し、おといねっぷ美術工芸高校に進学。
そこでデザインと出会い、大学では家具にとどまらず、建築やグラフィックのデザインも学ぶ。
2018年北の住まい設計社に入社。1年ほど家具製造に従事した後、現在は主に製品開発や特注家具の設計を担当。

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