私たちの家具は、一人の職人がひとつの家具を完成まで担当します。
道具はそれぞれの職人の私物、手入れももちろん自分で。
年季の入った道具には、新しいものにはない魅力があります。
白いゴムハンマーは、木に色がつかないようにと選んだそう。
(よくある黒いものは擦れたところが黒くなります)
やはり鉋を使っているところはかっこいい。
確かな仕込みと研ぎができていないと使えない、難しい道具です。
昨日はいい天気でしたが、今日から下り坂だそう、、
舞った木の粉に反射して美しい光の筋が、仕上げ作業の手元を照らしていました。
これから長い長い冬が始まります。
少しずつ成長している小さな木たちが、長い冬を乗り越えられますように。