今日は工場のスタッフみんなで、完成したばかりの住宅を見学しに行きました。
広々とした玄関。
職人さんたちは、家具や建具、キッチンが綺麗に納まっているかを確認しながら見て回ります。
厳しい目で仕上がりを見ながらも、どこか嬉しそうな職人さんたち。
製作中は、どこにどう納まるのかは図面から想像することしかできませんから、
実際に納まった様子を見て、ホッと一安心という感じでしょうか。
自分の仕事を客観的に見ることで、次回の製作に繋げられることもあるのではと思います。
興味深かったのは、職人さんは細部の仕上がりや納まりに注目し、事務方スタッフは住み手側の目線を持っているところ。
設計する人間にとってはどちらも欠かすことのできない大切な視点。その両立には難しさもあります。
カタチを丁寧に整えること、暮らしをじっくり見つめること…
そんなことを考えながらの見学会でした。
この住宅のオープンハウスのご案内です。
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