GOOD NEWS PRESS by KITANOSUMAI SEKKEISHA

樹から木、そして家具へ

樹から木、そして家具へ

北の住まい設計社の家具は、北海道で育った無垢材だけを使って作っています。

できあがった家具や家具作りの現場だけ見ていると忘れそうになりますが、木は、森に立っていたんです。

芽を出し、根を張り、家具材として使える太さになるまで最低でも60年、

その場所で生き続け、北海道の厳しい冬を越えてきました。

そして、同じものはひとつとして存在しない。

根を張った場所の日当たり、傾斜、風、土。さらには海が近いとか火山が近いとか、

本当に様々なことが要因となって、個性が現れます。

先日伺った、私たちの家具作りに欠かせない大切なパートナー、鈴木木材さん。

道産広葉樹を専門に扱う製材工場で、木の個性を生かすことをとても大切にされています。

それぞれの丸太が育った環境や、斜面に対しどう立っていたか、どこから刃を入れたら無駄なく生かせるか。

鈴木さんはその豊富な経験と知識で数多くの情報を丸太から読み取り、個性を生かす木取りをします。

育った環境による個性は、もちろん木目や木の色味にも表れ、

「イタヤカエデ 」「ミズナラ」と種類分けされた木であっても、その表情は千差万別です。

ともすれば「欠点」とされ排除される特徴も、見方を変えればその木が懸命に生きた証と考えることもできます。

そして「美しさ=欠点がないこと」ではないはずです。

もちろん家具としての強度や機能を損ねないことは前提ですが、

木が持つ本来の美しさを表現した家具作りを目指したいと思います。

北海道の木の美しさを引き出すために、家具をデザインする。

About The Author

北の住まい設計社デザイナーShiroura
1995年帯広生まれ。家具(またはギター)職人を志し、おといねっぷ美術工芸高校に進学。
そこでデザインと出会い、大学では家具にとどまらず、建築やグラフィックのデザインも学ぶ。
2018年北の住まい設計社に入社。1年ほど家具製造に従事した後、現在は主に製品開発や特注家具の設計を担当。

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北の住まい設計社の家具は、北海道で育った無垢材だけを使って作っています。木は、家具材として使えるまで最低でも60年、森に立っていたんです。
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