GOOD NEWS PRESS by KITANOSUMAI SEKKEISHA

吊り引き戸つづき

吊り引き戸つづき

昨日ご紹介した吊り引き戸、さらなる工夫を発見しました。

この部材だけ杉よりも硬いイタヤカエデで作られています。
ここは戸の下部、フラフラしないようにガイドの役割をするレール部分です。
杉材は比較的柔らかいので、10年20年とスライドを繰り返すうちに摩擦で削れていってしまいます。
そこで硬いイタヤカエデを使い、削れにくくし、より長持ちにするというわけです。

また、戸の表面に貼られる羽目板を、一枚一枚選別していました。
これは節が抜けそうなものがないか確認しているそう。
節が貫通していると、今は大丈夫でも時間が経って木が痩せてくると節が抜けてしまうことがあるのです。
それを未然に防ぐため、抜けそうなものはさらに一手間加えて、抜けないようにしてから貼っていきます。

たくさんの工夫を施して、より長く使えるものを目指しています。

と、これを書いている時にものすごい雨と雷が。


無事に帰れるでしょうか、、

About The Author

北の住まい設計社デザイナーShiroura
1995年帯広生まれ。家具(またはギター)職人を志し、おといねっぷ美術工芸高校に進学。
そこでデザインと出会い、大学では家具にとどまらず、建築やグラフィックのデザインも学ぶ。
2018年北の住まい設計社に入社。1年ほど家具製造に従事した後、現在は主に製品開発や特注家具の設計を担当。

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樹から木、そして家具へ
【スタッフブログ】
北の住まい設計社の家具は、北海道で育った無垢材だけを使って作っています。木は、家具材として使えるまで最低でも60年、森に立っていたんです。
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