GOOD NEWS PRESS by KITANOSUMAI SEKKEISHA

【DETAIL】Extension Table Classic

北の住まい設計社を代表する家具、エクステンションテーブルクラシック。

先日のコラムダイニングテーブル TOP3】でも第1位に輝き、新製品にも負けない、不動の人気を築いています。

その特徴と人気の理由を紐解いていきます。

  1. 暮らしの変化に対応する柔軟性
  2. 脚も一緒に広がる構造
  3. 精緻な設計と、それを実現する職人の確かな技術
  4. 柔らかくしなやかな造形
  5. 補助天板を収納できる機能性

①暮らしの変化に対応する柔軟性

この二枚の写真に写るテーブル。実は全く同じ1台のテーブルなんです。

(木目をよーく見ると、同じものであることがわかります。)

2人でゆったりと使えるサイズ (W1350mm) から、

4人掛けサイズ。(W1650mm)

6人で囲めるサイズまで。(W1950mm)

ライフスタイルや家族構成の変化に応じて、ちょうどいいサイズに変えられる柔軟性が最大の特徴です。

②脚も一緒に広がる構造

エクステンション(伸長式)テーブルのなかで比較的多いのは、「天板のみが広がる」というものです。

機能としては同じでは?と思われるかもしれませんが、テーブルを広げる=椅子の数が増えるということ。

脚の位置が変わらない場合、椅子の納まりが悪く、あくまで一時的な拡張機能としか考えられていないものが多いです。

このテーブルは脚も一緒に広がるため、まるで元々そのサイズのテーブルであったかのように、椅子が自然に納まります。

③精緻な設計と、それを実現する職人の確かな技術

天板や脚はもちろん、伸縮機能を支えるレール部分に至るまで、全て無垢の木で作られています。

「アリレール」と呼んでいるこのつくりは、木工の伝統技法に使われる「蟻桟」や「蟻組み」にヒントを得ています。

上下・前後には抜けず、横方向にはスムーズにスライドし、且つ木が割れない角度で…。

この構造を実現するためには、職人の手仕事と、確かな技術が不可欠です。

さらに、見た目のバランスにもこだわり、幾度もの試作を経てこの形に。

図面上での1mm単位の微調整と、職人による1mm以下の精度での加工。

それらが組み合わさり、総無垢材の伸長構造が実現しました。

④柔らかくしなやかな造形

このテーブルには、見ての通り曲線が多用されています。

緩やかな弧を描いた形の天板、張りのある膨らみの脚や筋交、天板の面取り。

これにより、空間への圧迫感を抑えるとともに、人に近い家具として親しみやすい印象を与えます。

無垢材の豊かな質感も感じられる、しなやかな造形を目指しました。

⑤補助天板を収納できる機能性

伸縮できるのはいいけど、縮めた時に補助天板の置き場に困る…という方もいるのではないでしょうか。

写真を見て分かる通り、このテーブルは、外した天板を中にしまうことができます。

それも、全く邪魔にならない位置にすっぽりと。

最後に…

上質な北海道産無垢材と、職人の高い技術によって実現した、機能的で美しいテーブル。

末広がりの丸脚は、北欧の椅子との相性も良く、家具好きの方にぜひ選んでいただきたいテーブルです。

▼伸縮の様子がわかりやすくなるよう、動画にしてみました。女性2人で楽に動かせます。

<<Extension Table Classic 製品ページはこちら>>

About The Author

北の住まい設計社デザイナーShiroura
1995年帯広生まれ。家具(またはギター)職人を志し、おといねっぷ美術工芸高校に進学。
そこでデザインと出会い、大学では家具にとどまらず、建築やグラフィックのデザインも学ぶ。
2018年北の住まい設計社に入社。1年ほど家具製造に従事した後、現在は主に製品開発や特注家具の設計を担当。

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